2010年11月17日水曜日

第60回全国小中学校作文コンクール・高学年部門 佳作★



                   「おばあちゃんの家で夏休み」
                                      初級部四年生 金新和


私は昨年、妹と一緒に新幹線に乗っておばあちゃんの家、熊本へいきました。
なので今年も行くことになりました。私は楽しみでたまりませんでした。
熊本に行く日、その日はなんだか早く時間が過ぎていき、あっという間に博多駅に到着しました。そこで私たちはおばあちゃんに会いました。すごくうれしかったです。おばあちゃんも私たちに会えて、すごくうれしそうでした。おばあちゃんは私にむかって、「背がのびたね。」と、言ってくれました。
 おばあちゃんの家に行って荷物を置いたらおじいちゃんに服を買ってもらいました。おじいちゃんは私たちの笑顔をみてよろこんでいました。家では、おじいちゃんとおばあちゃんが私たちのために腕をふるってくれました。おばあちゃんの手作り冷やし中華がとてもおいしかったです。おじいちゃんのカレーもまけじとおいしかったです。なぜなら、おじいちゃんとおばあちゃんはコックのライセンスを持っていたからです。私も大人になったら二人のような料理上手になりたいと思いました。
 ある日、おばあちゃんが家にいないので、おじいちゃんがプールに連れていってくれました。そこでバイキングを食べました。その後、プールに入りました。すると近くに妹がいません。私とおじいちゃんは迷子になった妹を探しました。ようやく妹がみつかりました。その日は楽しくて疲れたのですぐに寝てしまいました。
 おばあちゃんがごきげんな日は一緒にビーズを買いにいきました。かわいい腕輪や首輪が作れました。その腕輪や首輪は今、宝箱に入っています。
 お墓参りのついでに親戚の家にもいきました。親戚の家を四件回りました。でも、四件のうち一件の親戚は足をいためているのでお見舞いにいきました。その日はいろいろなところでおこずかいも貰いうれしかったです。その日は親戚に会えて、色んな笑顔が見れて幸せな日でした。
 ある日は一日中おじいちゃんがテレビを奪って、高校野球を見ていた日もありました。おじいちゃんは高校野球を見ながら、「こんな弱いボールをなんで投げるんだ!」「このチームは弱すぎだ!」など言っていました。
 そんな楽しすぎる日もあっという間に過ぎて、いよいよ鈴鹿に帰る日になりました。私はおじいちゃん、おばあちゃんと離れるのがすごく寂しく思えました。おばあちゃんにバス停から博多駅まで送ってもらいました。そこでおばあちゃんに駅ベンを買ってもらいました。別れ間際、涙をぐっとこらえていましたが、新幹線に乗ると涙が出て泣いてしまいました。その顔を見たおばあちゃんは慰めてくれました。なので泣くのを我慢して博多駅から去っていきました。
 次の駅、次の駅と行くと、私の前の席に五人の家族が座りました。その家族のお母さんが私たちに、
「なにかあったら言ってね。」
と、言ってくれました。その家族は楽しい家族でした。その家族もおばあちゃんの家に遊びに行ってたようでした。私は電車の中でも友達ができました。
 今年の夏休みはうれしかった日もあれば、楽しかった日もあるし、色々な日があったけどこんなに楽しくて心に残る夏休みは初めてでした。来年は妹を一人でチャレンジさせたいと思います。妹が一人で行って、どんな冒険をしてくるのかを今から楽しみにしています。 

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