2011年2月19日土曜日

U-15北名古屋フットボールクラブよりサッカーボールの寄贈がありました。

2月18日の放課後、北名古屋フットボールクラブ代表の金泰浩さんが本校を訪れ、初級部サッカー部にサッカーボールを寄贈してくださいました。

誠にありがとうございました。

(U-15北名古屋フットボールクラブ公式HP)
 http://ameblo.jp/knfc2010/

北名古屋フットボールクラブとは、ご存知の通り、本校と密接な関係にあります。
元来、金泰浩監督は本校中級部のコーチとしてご活躍をされていました。
また、東海地方中級部選抜チームでも監督を務めるなど、永年ウリハッキョのサッカーの発展の為に、ご尽力をされてきました。

しかし、悲しいかな本校での単独チーム構成が難しくなり今年度は合同チームでも機能しない状況に陥りました。
そこで本校を手助けしてくださったのが、金監督です。
四日市朝鮮、岐阜朝鮮がどうにか定期的に試合を行い、人数が少なくてもまともな指導を受け、スキルを磨けれるよう、地域の日本人を集めて下さいました。
苦渋の決断の末、こうして出来たのが、北名古屋フットボールクラブです。

今年度から始動し、もう既に年間60試合以上こなしています。
本校の蹴球部学生も毎週通っています。
その過程で著しい成長を遂げています。
移動において時間は少々かかりますが、本人達がスキルアップを自覚している為、とても楽しいそうです。
また朝日交流にも繋がる素晴らしい機会となっています。
(以前全国的に大ニュースとなった大阪朝高・権裕人トンムの記事と同様です)

金監督は愛知朝高(以前にアボジサッカーで紹介した黄金世代)を卒業後、これまで20年もの間、愛知学区のウリハッキョでサッカーの指導をしてきました。

今年からこういう形でウリハッセンと関わる事になり、複雑な心境であったかと存じますが、

「小さな地域でもテセやヨンギを夢見てコリアンとしてサッカーを続けたいこどもたちはたくさんいる。 在日がたくさんいる地域だけでなく、このような地域のこどもたちにも夢を持ってサッカーを続けられる環境を作っていくのが大人たちの仕事」

と話してくれました。

一年間クラブの活動をされ僅かながら剰余金が生じたときに、真っ先に思いついたのが、四日市の初級部への寄贈だったそうです。

金泰浩さん、サッカーボールの寄贈、ありがとうございました。

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