2010年11月30日火曜日

学区制初中マラソン大会に向けた練習が本格的にスタート!



来年2月末に学区制初中マラソン大会が行われます。
それに向けた練習は11月初から行っていますが、今日から場所を数々のドラマを生んできた「伝統の海蔵川」に移動して、本格的に練習します。

マラソンは体力的にも精神的にも自分を鍛錬する最高の場となります。
マラソンを通して更に強い人間に育ちましょう。

そしてもう一つ重要なのがあります。
なぜ11月から練習するのでしょうか?

四日市という名前を背負って、大会が行われます。
四日市が勝たなければいけません。
マラソンは自分の為のマラソンであり、学校のプライドを賭けたマラソンでもあります。

自分のマラソンならば、皆が一つに集まって一緒に走りはしないでしょう。
また順位なんてのも必要ないでしょう。

マラソン大会は競争するメンバーがいます。
そして順位もつけられます。

それならば何がいいのですか?
金ですか?銀ですか?銅ですか?

どう考えても金です!

四日市の名前を背負う以上は、金を狙うべきです。

行事と重なり色々難しい面もありますが、段階的に練習を積み重ねていきましょう!

2010学年度 第2学期 学区統一試験結果☆

学区成績が発表されました。
今回は日頃の学力向上を確認する場と同時に、もう一度「四日市ブランド」を取り戻すべく1位を目指して学校的に学習運動を行ってきました。
その内容は小試験実施、20分試験実施、習熟度別学習でした。

特に習熟度別学習はかなりの効果を発揮しました。
それが全て結果に出たといっても過言ではありません。

高学年も中級部も今回は2位という結果に終わりました。
しかし、高学年は前回の9位という屈辱的結果から順位を7つも上げました。
最終目標を達成することは出来ませんでしたが、それ相当の成果はありました。
次は頂上目指して頑張りましょう!
四日市の定位置は「1位」しかありません。

▲結果
 初4 9.31(8.72)3位   初5 9.11(8.66)1位★
 初6 9.14(8.69)4位  

 高学年全体 9.17(8.69)2位

   
 中1 9.19(8.54)1位★  中2 8.86(8.36)2位
 中3 8.52(8.35)2位  

 中級部全体 8.86(8.1)2位
  
 中級部1学年 徐隆晟学生が、学区1位★に輝きました!!!

 ※表彰式は後日行います。その様子はHPにも載せます。

▲中央統一試験に向けた学習運動

 目標点数:全学年10点
 ボーダーライン:初級部9点 中級部8.5点
 運動内容 11/27~ 科目別小試験期間
      12/6~ 習熟度別学習期間
          ★対象科目―中級部は数学、初級部は算数に焦点化
          ★習熟度クラス-A、B、C
         ※今回はAを強化します。Aは科目担当教員、B,Cはアシスタント教員
          ※12日(土)は下校時間が初級部4:30、中級部は5:00です。

2010年度 第2回 英語検定 3級 合格★


英検3級1次試験に合格した中3朴清登トンムが11月14日に2次試験を受験し、見事に合格を果たしました。
よくやりました!
おめでとうございます!

これで朴清登トンムは
①ハングル検定3級
②英語検定3級
に合格し、自身が目標とする「3冠」まで漢検3級のみとなりました。

漢検は1月22日に行われます。

10月日本語イベント 結果★




▲低学年部門「作文コンクール」

 最優秀作品賞

 初1 朴京聖 「わたしのたからもの」

 初2 金梨沙 「わたしのたからもの」

 初3 趙愛華 「わたしのたからもの」

▲高学年部門「川柳コンテスト」

 最優秀作品賞

 初4 金珠梨 「さむい冬 あつい夏より まだマシだ」

 初5 尹知炫 「心には 自分を守る 盾がある」

 初6 朴勍宙 「出会いには いつもついてる 別れ時」

▲中級部1学年「川柳コンテスト」

 最優秀作品賞

 徐隆晟 「本能寺 信長の死後 人気あり」

▲中級部2学年「短歌コンテスト」

 最優秀作品賞

 崔善雅 「運動会 父は必ず 酔っている そのまま走り 必ず転ぶ」

▲中級部3学年「俳句コンテスト」

 最優秀賞作品賞

 朴清登 「雲間から 照りつけるなり 陽射しの雨」

▲i(愛)のあるメール大賞 コンクール

金潤華

タイトル:無題

本文:オンニー、今起きたよ。
   昨日のUSJめっちゃ楽しかったよ。
   2日目の京都も楽しんでくるね!!!
   それじゃ、バイバイ!

感想:ごく普通のメール内容であるが、私にとっては本当に安心できるメールであった。
   家を離れて修学旅行に向かった妹が本当に楽しく修学旅行を過ごしているのかが不安であったが、この   メールを通して安心したし、充実した修学旅行を送っているのだなと感じた。

2010年11月26日金曜日

朝鮮新報で本校がまたもや紹介されました!

第60回全国作文コンクール受賞の記事がまたもや朝鮮新報で紹介されました。
今年で4回目の記事紹介です。(おそらく全国で一番多いはずです。)

賞受賞者の紹介、そして感想などが書かれています。

以下、参照してください。

http://www1.korea-np.co.jp/sinboj/j-2010/03/1003j1126-00002.htm

2010年11月24日水曜日

11/22 愛知朝高学区理科教室<サイエンスフェスティバル>





11月22日、岐阜朝鮮にてサイエンスフェスティバルが行われました。
学区朝中生が準備した各理科実験ブースを初級部学生が回り、様々な体験をしました。
スライム作り、マイナス200度体験、石鹸風船等、内容も豊富でした。

科学において新たなる発見をしたのではないでしょうか。

午後には初級部対抗ペットボトルロケット選手権が行われました。
本校を代表して初6学生が挑戦しました。
1週間、一生懸命練習してきました。
が、結果はむなしく飛行時間2秒59でした。
優勝は愛知第7の8秒強の記録でした。

雨の中、皆さん、お疲れ様でした。

来年はペットボトルロケット選手権で優勝しましょう!

2010年11月17日水曜日

第60回全国小中学校作文コンクール・高学年部門 佳作★



                   「おばあちゃんの家で夏休み」
                                      初級部四年生 金新和


私は昨年、妹と一緒に新幹線に乗っておばあちゃんの家、熊本へいきました。
なので今年も行くことになりました。私は楽しみでたまりませんでした。
熊本に行く日、その日はなんだか早く時間が過ぎていき、あっという間に博多駅に到着しました。そこで私たちはおばあちゃんに会いました。すごくうれしかったです。おばあちゃんも私たちに会えて、すごくうれしそうでした。おばあちゃんは私にむかって、「背がのびたね。」と、言ってくれました。
 おばあちゃんの家に行って荷物を置いたらおじいちゃんに服を買ってもらいました。おじいちゃんは私たちの笑顔をみてよろこんでいました。家では、おじいちゃんとおばあちゃんが私たちのために腕をふるってくれました。おばあちゃんの手作り冷やし中華がとてもおいしかったです。おじいちゃんのカレーもまけじとおいしかったです。なぜなら、おじいちゃんとおばあちゃんはコックのライセンスを持っていたからです。私も大人になったら二人のような料理上手になりたいと思いました。
 ある日、おばあちゃんが家にいないので、おじいちゃんがプールに連れていってくれました。そこでバイキングを食べました。その後、プールに入りました。すると近くに妹がいません。私とおじいちゃんは迷子になった妹を探しました。ようやく妹がみつかりました。その日は楽しくて疲れたのですぐに寝てしまいました。
 おばあちゃんがごきげんな日は一緒にビーズを買いにいきました。かわいい腕輪や首輪が作れました。その腕輪や首輪は今、宝箱に入っています。
 お墓参りのついでに親戚の家にもいきました。親戚の家を四件回りました。でも、四件のうち一件の親戚は足をいためているのでお見舞いにいきました。その日はいろいろなところでおこずかいも貰いうれしかったです。その日は親戚に会えて、色んな笑顔が見れて幸せな日でした。
 ある日は一日中おじいちゃんがテレビを奪って、高校野球を見ていた日もありました。おじいちゃんは高校野球を見ながら、「こんな弱いボールをなんで投げるんだ!」「このチームは弱すぎだ!」など言っていました。
 そんな楽しすぎる日もあっという間に過ぎて、いよいよ鈴鹿に帰る日になりました。私はおじいちゃん、おばあちゃんと離れるのがすごく寂しく思えました。おばあちゃんにバス停から博多駅まで送ってもらいました。そこでおばあちゃんに駅ベンを買ってもらいました。別れ間際、涙をぐっとこらえていましたが、新幹線に乗ると涙が出て泣いてしまいました。その顔を見たおばあちゃんは慰めてくれました。なので泣くのを我慢して博多駅から去っていきました。
 次の駅、次の駅と行くと、私の前の席に五人の家族が座りました。その家族のお母さんが私たちに、
「なにかあったら言ってね。」
と、言ってくれました。その家族は楽しい家族でした。その家族もおばあちゃんの家に遊びに行ってたようでした。私は電車の中でも友達ができました。
 今年の夏休みはうれしかった日もあれば、楽しかった日もあるし、色々な日があったけどこんなに楽しくて心に残る夏休みは初めてでした。来年は妹を一人でチャレンジさせたいと思います。妹が一人で行って、どんな冒険をしてくるのかを今から楽しみにしています。 

第60回全国小中学校作文コンクール・低学年部門 優秀賞作品★


      
                    「カブト虫三姉妹」

                                             朴悠那

 私が育てているカブト虫はメイちゃん、メルちゃん、メメちゃんの三姉妹です。
 メイちゃんは一番大きいカブト虫で、特徴は外に出すとすぐに羽を広げて飛ぼうとすることと、口の色が赤色です。
 メルちゃんは、二番目に大きいカブト虫です。特徴はいつも土の中に潜っていて、私がゼリーをあげる時しか顔を出してくれないのと、口の色がオレンジ色です。
 メメちゃんは、一番小さいカブト虫です。特徴はいつも元気で、私がゼリーをあげると、毎日ぺろっと食べてしまい、口の色が黒い女の子です。
 私は、口の色がそれぞれ違うので、間違えません。
 色んなことを試していると、手の上に上ったり、付いてきたりしました。いつも土がぐちゃぐちゃで、直しても直しても汚くて、ぐちゃぐちゃにしています。
それは、元気にカブト虫が暴れているからだと思います。
 今回、カブト虫を育てているうちに、色んなことを知りました。
 一つは、エサを毎日あげないこと。その理由は、食べ過ぎて死んでしまうからです。
 二つ目は、スイカをあげないこと。理由はスイカの中に水分が含まれているので、スイカを食べると下痢になって死んでしまうからです。
 三つ目は、飲むものをあげるなら、牛乳を薄めたのをあげること。水やジュース、お茶などをあげると、下痢をするからです。
 四つ目は、エサを夕方から夜の間にあげること。カブト虫は夜行性で、朝から夕方まで眠っているので、朝にエサをあげると朝に食べてしまい、夜にお腹が空くからです。
 以前も育てていたけど、その時は何も知らずに育てていたので、すぐ死んでしまいました。
 でも今は、色んなことを知り、大切に育てています。
 カブト虫達が、このままずっと元気に成長してほしいです。

第60回全国小中学校作文コンクール・高学年部門 優秀賞作品★



                     「ぼくの妹」

                                             洪洋樹

 2006年4月27日に、嬉しいことがあった。それは、ぼくに妹が出来たことだ。ぼくにとって、家族にとっても今までで一番嬉しいことだ。
 みんなで、名前をつけた。結果的に、名前は「ホン・カヨン」という名前になった。ぼくは思った。(ぼくに妹が出来たんだ、と。)心の中では嬉しさのあまり、心がおどっていた。
 ぼくは、かよんを大切に育てようと決心した。かよんは、本当に可愛い子だ。
 0才の時、かよんは初めてハイハイをした。かよんはミルクを飲むと、気持ちよく寝た。人形といっしょに楽しく遊んでいた。そんな姿を見るだけで幸せだ。
 かよんが1才の時、トルチャンチの日を迎えた。大阪府からおじいさん、おばあさんがいらっしゃって、四日市のおじいさん、おばあさんや親戚、色々な人が来てくれた。かよんは、えんぴつでもなく、お金でもなく、ハサミを取った。
 かよんとは、一緒に色々なところに行った。北海道に旅行に行ったり、大阪府に行ったり、川にも行ったし、動物園にも行った。かよんは、ご飯をいっぱい食べ、運動も元気よくして、すくすく育っていった。
 かよんは、4才になった。4才になってからは、幼稚園に通うことになった。
 (初めて幼稚園に通うけど、大丈夫かな。)そんな心配があった。幼稚園に様子を見に行くと、友達と仲良く遊んでいた。(これなら安心だ。)
 ぼくは、4年間かよんを大切に育てた。かよんはすごく可愛くて、宝物みたいだ。違う、ぼくたち家族の大切な宝物だ。
 かよん、これからもよろしくね。

2010年11月15日月曜日

第36次 愛知朝高学区統一試験 結果☆

▲クラス平均点

 高学年:9.18
 中級部:8.86

 初4 9.31
 初5 9.11
 初6 9.14

 中1 9.19
 中2 8.86
 中3 8.52

▲学年トップ

 初4 金珠梨 9.73
 初5 朴一樹 9.53
 初6 金光洋 9.70

 中1 徐隆晟 9.75
 中2 朴美栄 9.25
 中3 金潤華 9.20

次は中央統一試験です。
気を抜かずに、日常時学習を頑張りましょう。

第10回 毎日パソコン入力コンクール秋季大会 結果☆











▲第1部ホームポジション基礎部門

準1級取得:徐晟羽

 2級取得:朴貴永
    
      金珠梨
 
      朴世里

      金將守

      朴勍宙

▲第5部和文A部門

 2級取得:李青海

      金潤希

2010年11月10日水曜日

11/20 第2学期 授業参観&学父母交流会のお知らせ★

11月20日(土)本校で第2学期授業参観&学父母交流会が行われます。

▲11/20日程

9:10~9:55   授業参観1
10:05~10:50  授業参観2
11:00~11:45  集団別 交流会
          ①低学年:クイズ大会
          ②高学年:野菜植え、民俗遊び
          ③中級部:オータム学習フェスティバル2010

11:55~12:40  全校生徒&学父母 運動モイン
          ①幼稚班、低学年:体育館で運動大会
          ②高学年、中級部:運動場でキックベース大会(あの懐かしのゲームです。)

12:40~14:00  全校生徒&学父母 食事
          ※体育館にて皆で食事をします。
          ※中級部による公演を披露します。
          ※アクティビティーを行います。

14:00~      解散

2010年11月9日火曜日

第60回全国小中学校作文コンクール 佳作作品


<子育て>
                                                                                             朴紗永

 私はここ最近、母と一緒に11歳離れた弟であるソンギの子育てをしています。
 3年半前のある日でした。我が家で初めてとなる男の子が生まれるという知らせを両親から聞いて私はすごく嬉しかったです。
 私には3歳離れた妹であるクィヨンと2人兄弟でしたが、兄弟が増えるのもどうですが何より弟が出来ることがすごく嬉しかったのです。
 弟が生まれたという一報を聞いた父と私たち姉妹は病院に急いで駆けつけ、初めての対面を迎えたのです。感激のあまり生まれたばかりの赤ちゃんを一心で抱きました。
 ソンギを抱いたとき、あまりにも体が小さくもし落としてしまうと、大変なことになってしまうという不安がよぎりました。
 しかしその顔はとても可愛らしかったのを今でも覚えています。
 間もなく母とソンギが退院し、新たに家族が1人増え、5人での新生活が始まりました。
 ソンギの子育てで初めて経験したのはミルク作りでした。
 哺乳瓶に粉と少し冷ましたお湯を入れて混ぜ、ソンギに飲ませてあげました。
 ミルクを飲ませた後は、げっぷが出るように背中を優しくさすってあげます。
 そうしてあげないと、赤ちゃんはのどをつまらせてしまうからです。
 おむつの交換は大変な子育ての一つでした。
 ソンギが泣き出すのは大体おむつを替えてほしいとき、おなかが空いているとき、眠いときのどれかです。
 ですから私はソンギが泣き出すと、まずおむつをチェックします。
 おむつを替えるとき、ソンギは足をバタバタ暴れるので、一人で替えるのはとても大変でした。暴れ方がひどいときには誰かに手伝ってもらわないと出来ないくらいです。
 夜になると、お風呂に入れてあげます。
 ソンギをお風呂に入れるときは、赤ちゃん専用の石けんを使い、ガーゼで優しく洗ってあげます。そうすると、ソンギは気持ちよさそうに笑顔になります。
 このように一通り洗い終わって、お風呂の外でバスタオルを用意して待っている母とバトンタッチです。
 当時、私は小学校6年生だったのでソンギを一人でお風呂に入れるのはとても大変でした。
 だから妹のクィヨンと2人でソンギの体を洗ってあげる日も少なくありません。
 このような経緯を経てついにソンギも1歳になりました。見知らぬうちにソンギはすくすくと成長しミルクから離乳食に変わり、言葉も少しずつ喋るようになりました。
 ソンギにひらがなや数字などを教えるのも姉である私の役目です。
 3歳になり保育園に通うようになってからは、母が迎えに行くとすぐに泣いて走ってきたのも、今ではすっかり保育園に慣れて友達もたくさんできたようです。
 時には私でも難しいと思う漢字を習ってきて、家で一緒に復習します。
 そして今では着替えやご飯を食べるといった基本的なことは自分で出来るようになりました。だからといって、手がかからないわけではありません。
 女の子の私が男の子の遊び相手をするのは正直とても疲れます。
 野球や仮面ライダーごっこ、そしてチャンバラ等私には難しい遊びです。
 時にはチャンバラで私が泣かされることもあります。
 しかしこのような子育ては本当に必要なんだということを実感しています。
 中学生である私が子育てを経験するようになって、たくさんの大切なことを学ぶことが出来たのでは、やはりソンギという可愛らしい弟が生まれたからです。
 子育てはとても大変なことです。たまに相手にしたくないときもあります。
 しかしソンギを立派に育てるためにはどんな大変なことでも自らすすんでしてあげなければ、ソンギは成長しません。
 そう考えると、自分はソンギのために自分を犠牲にすることができると思います。
 ソンギの子育ては私が手伝っているので母も助かっていると思います。
 ソンギを育てる過程で一つ確信したことがあります。
 それは私が生まれたときから今までの母の苦労です。
 今自分がソンギにしている子育てを母は一人でやっていたのです。
 また食事の準備、部屋のお掃除、洗濯等の家事も母はこなしてきました。
 私は改めて、母の偉大さを知りました。
 私がここまで成長できたのも両親の愛情あふれる子育てがあったからだと思います。
 私が受けた愛を今度は恩返しという形で両親に返して行きたいと思います。
 また母が私を育ててくれたみたいに、次は私がソンギを愛情持って育てていきます。
 私は将来どんな職業に就こうと、自分の母みたいなお母さんになりたいとい思います。

第60回 全国小中学校作文コンクール 優秀賞作品


                     挨拶
                                            朴美栄

 世界では様々な言語が各地で使用されるため、挨拶の言葉も様々あります。
私が知っているだけでも「おはよう。」、「アンニョンハセヨ。」、「ハロー。」、「ボンジュール。」、「アロハカカヒアカ。」等あります。
一つの言語の挨拶にしても人と会ったときや別れるとき、感謝を伝えるときの挨拶があります。
私はなぜか各場面での挨拶を上手く出来ませんでした。
それは恥ずかしがりやという性格上、なかなか声に出せないのです。
近所に住む人から朝に会ったときに「おはよう。」と挨拶されても私は頭をペコリと下げるだけで、「おはようございます。」と言えなかったのです。
そんな私を何回も見た私のおばあちゃんはよく「しっかり挨拶しなきゃだめでしょ。」と叱ったりもしました。でも私の心の中はいつも(知らない人と話はできないよ。)でした。
そんなある日、私が買い物でスーパーに行き、レジの順番を待っているときでした。
私の次に並んでいるおばあちゃんがたくさんの物をとても重そうに持っていたのです。
それを見て(重そうだな・・・)と一瞬思いましたが、ただ見て見ぬふりだけしていました。
しかしやはりそのおばあちゃんが気になります。
(こんなに重たい荷物をおばあちゃんがいつまでも持てるわけがない。誰かが助けてあげなきゃ。)
私はついに決心しました。人見知りとか、恥ずかしいとかそんなの考えている暇もありませんでした。
私は勇気をふりしぼって、「持ちます。」とだけ伝えておばあちゃんのかごを持ってあげたのです。
すると、おばあちゃんは「ありがとう。」と言ってくれました。
私はその言葉を聞いてなぜだか今まで味わったことのない幸せな気持ちになりました。
人から言われる感謝の言葉がこんなにも嬉しいなんて初めて思い知りました。
そして私も自然と「どういたしまして。」という挨拶を伝えました。
自分も知らないうちに顔には満面の笑みが浮かんでいました。
その日はずっと幸せな気分で、にやけっぱなしでした。
この出来事を通して何かが私の中でパーンとはじけました。
その日から私は困っている人を助けるのはもちろん、誰に対しても挨拶をするようになりました。そしてその度に私は笑顔になっています。

相手も一緒になって笑ってくれます。
挨拶の力には驚かされるばかりです。
毎朝、道端で会う近所の人も笑って挨拶してくれ、学校で会う友達や先生も笑っています。
家族でさえ笑って「おはよう。」「おやすみ。」と挨拶します。
私は学校で朝鮮語、日本語、英語の三ヶ国語を習いますが、いくら言葉が違っても挨拶のときは笑顔です。
挨拶は万国共通で人を幸せにできるのだということを知りました。
挨拶は人を幸せにする手段です。しかもお金のかからないとても便利なものです。
私は挨拶を通して、全世界の人を幸せにしたいです。
ある日のことをきっかけにこんなにも幸せなことを見つけた自分、それを通して自分が明るく生まれ変わったような気がします。
これからは皆が幸福感を味わうように、幸せの挨拶を全世界に広めていきたいと思います。

2010年11月7日日曜日

11/4~5 中央芸術競演大会 結果☆


民族打楽器重奏部門 金賞★

舞踊群舞部門    銀賞

舞踊独舞創作部門  銀賞(朴紗永)

独唱部門      銅賞(朴珊玉)


お疲れ様でした。
中級部皆がこの日に向けて一生懸命練習してきました。
当日はやり切り、出し切り、走りきりました!

中3の皆は3年間お疲れまでした。
中2、中1の皆は来年に向けて今から走り出しましょう。

試合終了の合図は新しいスタートラインです。 

2010年11月3日水曜日

第39回 在日朝鮮学生美術展覧会 結果☆

勉学のみならず美術分野でも結果が出ました。

優秀賞17作品、佳作73作品、入賞90作品 計180作品が賞を受賞しました。

優秀賞:初1 朴希那(2作品)
    初2 金河静(2作品)
    初3 呉大晃

    初5 朴一樹(4作品)
    初5 徐晟羽(3作品)
    初6 金潤希
    初6 李青海

    中1 徐隆晟
    中3 朴清登
    中3 金潤華

第60回全国小・中学校 作文コンクール結果☆

校内審査で合格した学生達の作品を応募しました。
そして結果は以下の通りです。

▲低学年部門
 ☆優秀賞:初級部3学年 朴悠那

▲高学年部門
 ☆優秀賞:初級部6学年 洪洋樹
   佳作:初級部4学年 金新和

▲中級部部門
 ☆優秀賞:中級部2学年 朴美栄
   佳作:中級部3学年 朴紗永


本当におめでとうございます。
常日頃の成果がこのように結果に表れて、学校としては本当に嬉しい限りです。
日本語作文コンクールでの優秀賞受賞は本当に久しぶりの快挙です。
校内審査を経て応募した作品の50%は入賞しました。
これからも結果につながる勉強をしていきましょう。

※受賞の様子の写真と優秀賞、佳作の作品紹介は後日このHPにて

中央芸術競演大会に向けいざ出発★


11月4日~5日まで東京朝鮮文化会館等で在日朝鮮学生中央芸術競演大会が行われます。
本校学生は以下の部門に出場します。

①民族打楽器部門 中級部男子

②舞踊群舞部門  中級部舞踊部

③舞踊独舞部門  中級部3学年 朴紗永

④独唱部門    中級部2学年 朴珊玉

4日が各競演、5日が優秀作品発表会になります。

今日(3日)、無事東京へ向け出発しました。
その表情には自信に満ち溢れていました。
全国で結果を出してこそ、価値があると思います。

最後まで「やり切る!出し切る!走りきる!」
そして最後に「笑い切る!」

本当に頑張りましょう。